STORY
洗われる人にも、洗う人にも配慮したシャンプーを。
シャンプーは、髪や頭皮を洗うもの。
しかし同時に、美容師の手が毎日、何度も触れるものでもあります。
私たちは鳥取県で美容室を運営し、日々、お客様の髪と頭皮に向き合っています。
弊社ではヘッドスパを行う際、マイクロスコープを使って頭皮の状態を確認しています。
そこで気づいたのが、30代以上でヘアカラーをされているお客様の多くに、頭皮の乾燥が見られるということでした。
もちろん、頭皮が乾燥する原因はヘアカラーだけではありません。
年齢を重ねることで皮脂の分泌量が減ることに加え、季節、空調、紫外線、生活習慣、洗髪方法、毎日使用するシャンプーなど、さまざまな要因が関係していると考えられます。
しかし、お客様自身は頭皮の乾燥に気づかず、
「髪がパサついて、まとまりにくくなった」と、髪の変化として感じていることも少なくありません。
美しい髪を作るには、毛先のダメージだけではなく、髪が生える土台である頭皮にも目を向ける必要がある。
私たちは、そう考えるようになりました。

私自身も、手荒れに悩んできました。
実は、私自身も乾燥肌です。
なので、ハンドクリームは欠かすことができません。
美容師として働く中では、シャンプーや薬剤、水仕事による手荒れに長年悩んできました。
冬になるとあかぎれができますし、ひどい痒みで寝付けない日もありました。
手荒れが原因で、好きだった美容師の仕事を辞めたいと思ったこともあります。
髪をきれいにする仕事が好きなのに、その仕事を続けることで自分の手が荒れていく。
そのつらさは、実際に経験した人にしか分からないものかもしれません。
そんな私が、気に入って使っていたハンドクリームがありました。
何気なく成分を見たときに目に留まったのが、
「マリンナノファイバー配合」
という記載でした。
聞き慣れない成分が気になり調べてみると、それが鳥取で生まれた技術であることを知りました。
さらに驚いたのは、その技術を開発している会社が、弊社の鳥取大学前にある美容室の、すぐ隣にあったことです。
自分が愛用していたハンドクリーム。
鳥取で生まれた技術。
そして、いつも目にしていた隣の会社。
それまで別々だったものが、一本の線でつながったように感じました。

「ハンドクリームで洗う」ようなシャンプーをつくれないか。
髪や頭皮の乾燥をいたわるように洗う。
そして、一日に何度もシャンプーをする美容師自身が、毎日の仕事で使いたいと思えるものにする。
そこで生まれたのが、
「ハンドクリームで洗う」という発想です。
もちろん、実際にハンドクリームで髪を洗うわけではありませんが、この発想が、umiro開発の原点となりました。

カラーを楽しむ髪を、頭皮から考える。
年齢を重ねても、自分らしい髪色を楽しんでほしい。
白髪を隠すためだけではなく、ヘアカラーを前向きな美容として続けてほしい。
そのためには、染めた髪の色や毛先の手触りだけではなく、毎日シャンプーに触れる頭皮の状態も大切です。
umiroでは、
・カラー後の髪をやさしく洗うこと
・乾燥しやすい頭皮に配慮すること
・毛先の乾燥を防ぎ、まとまりやすく整えること
・毎日使いたくなる泡立ちや香りであること
・美容師自身がサロンで使いたいと思えること
を大切にしながら、開発を進めました。
商品の特徴となる成分には、私が愛用していたハンドクリームとの出会いから知った、マリンナノファイバーを配合しています。
鳥取でお客様の頭皮を見続けてきた美容師が、自身の手荒れの経験をもとに、鳥取で生まれた技術と出会ってつくる。
この場所だからこそ生まれた商品だと思っています。

鳥取で出会い、鳥取から届ける。
ブランド名の「umiro」には、海や海の雫を思わせる響きを込めました。
鳥取の穏やかな海。
鳥取で生まれたマリンナノファイバー。
鳥取で髪と頭皮に向き合ってきた美容師の経験。
すべてが鳥取でつながり、一つのヘアケアになりました。
サロンでお客様をきれいにする、その日だけではなく、次にご来店いただくまでの毎日に寄り添いたい。
そして、髪を洗われるお客様にも、髪を洗う美容師にも、心地よく使ってもらえる商品を届けたい。
納得のいく商品ができるまで、何度も何度も試作を重ね、開発スタートから3年近く経ってしまいましたが、やっと商品化することができました。
手荒れに悩んだ美容師が考えた、
「ハンドクリームで洗う」という新発想。
それが、umiroです。
